松沢真紀さん(97期) 個展と豊田哲志さん(75期)による訪問記 10月7日(金)~15日(土)@銀座柳画廊

平沼アーティストでもある洋画家 松沢真紀さん(97期)の個展情報です。

個展の開催にあたって


このたび銀座柳画面にて、2回目の個展を開させていただくことになりました。再びこちらの画廊で行えることを本当に弊しく思います。初めての個展は2019年でした。コロナウイルスの影も形もない展示でした。あれから3年が経ち、周りの環境は大きく様変わりしました。コロナ福は私の絵画表現にも大きな影響を与えました。


私の心に寂感が漂いました。ですが私には心の隙間を埋めるように、語りかけてくれたものたちがいました。私がため息をつくとその泉腔を若葉の香りがくすぐりました。
うつむいて歩いていると米粒のような花が見つめてきました。鳥が優しく語りかけ、ひぐらしが聴きながらましてくれました。それらは私の中の絡まった糸をひとつひとつ解いて然るべきところに収めていく力になるものでした。彼らの存在を見つめて、自分の作品を作ろうという気持ちが再び沸き上がってきました。


私は自然は変わらないものだと心のどこかで思っていました。季節のなかで決まった流れの中で生きていくものだと決めつけていたように思います。ですが、目を凝らして観てみると彼らは時と場合によって、繊細に変わっていくのです。小さくなったり大きくなったり、花をつけたりつけなかったり、環境に応じて少しずつ変わりながら生きてゆく。そのことに気づかされ、学んだ3年間でした。日常が変わっていくことに恐れる心に対して、彼らはあるがままに受け入れることの深さを見せてくれました。自然は以前よりも強く私を惹き付けるようになりました。そして、それを表現しようと絵の具をキャンバスに置く時、自ずと心が落ち着き、呼吸が楽になるように感じました。私は以前よりずっと素直になり、描くことが好きになっていました。


今回の個展ではそんな思いを乗せた作品群を展示いたします。激変していく社会で変化していった画家・松沢真紀の表現を感じていただける展示になっております。そしてこの3年間で失われたなにかを取り戻し、皆さまが少しでも豊かな気持ちになっていく事を願った展示です。


個展では約40点の作品を展示いたします。このような機会があるということはとても幸せなことだと思っております。本当にいつも応援してくださっている方々のお陰であると感謝しております。皆さまと語り合い豊かで実りある時間を過ごせる事を心より楽しみにしています。


2022年9月末日 松沢真紀

詳しい情報は、こちら

https://www.makimatsuzawa.com/

 

 

なお、真澄会理事で広報委員長の豊田哲志さん(75期)が、こちらの松沢真紀さんの個展を訪問なさったとのことで、そのレポートを紹介いたします。

銀座の柳画廊で開催されている画家、松沢真紀さん(97期)の個展に伺いました。私は、2021年の春にも一度個展を観に行き、松沢さんとは面識がございます。
画廊にて、松沢さんと作品の事を中心に数々のお話ができました。松沢さんによると作品全体が以前より明るい印象になったと言われているとのことです。
作品は、いずれも身近な場所の風景です。季節感溢れる作品が多く、中でも私はこれからの季節にぴったりの紅葉の作品が特に印象に残りました。
同窓生の皆様もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


豊田哲志(75期)(文章の一部を事務局にて修正しました)

以下の2枚の写真は、豊田哲志さん(75期)撮影

2022年10月11日|各種の情報:コンサート個展情報, 同窓生の活躍